2018年2月19日月曜日

腕相撲で筋力を即座に30%上げる方法

最初にお断りしておきます。

腕相撲は、
無理をすると骨折することがあります。

ここに書く方法を試される時は、
自己責任を御了承の上、
十分に御注意して行ってください。

筋力は、運動条件次第で
簡単に30%程度の増減をします。

腕相撲という限定的な動きの運動
(筋力の発揮)を行うに当たっては、
運動条件のさほど複雑では無く、
その時の筋力量を変動させることも
難しいことではありません。

それは、
自分の筋力量を上げることだけではなく、
相手の筋力を下げさせるこもについても
同じです。

ただし、
相手の筋力を下げさせる行為は、
怪我の誘発に繋がる可能性があります。

ですから、
ここでは、自分の筋力を上げることと、
疲労を利用して相手の筋力を下げさせる
ということに限定して解説していきます。

自分の筋力量を上げる方法に関しては、
最も簡単に出来る方法を書いていこうと
思います。


筋力量は何で決まる?


筋力についてのお勉強をしたい人は、
少しだけお付き合いください。

理屈が嫌いな人は、
次節の方法論だけをお読みください。

筋力は、筋肉内の2種類のタンパク質の
重なり合う量で決まります。

普段は、一定の距離を保っていりる
2種類のタンパク質が距離を縮めるには、
運動神経からの電気信号が必要です。

要するに、
この神経の信号量によって、
筋力量は決まります。

ただし、
それは、一つの筋肉が作り出す筋力量
についての話です。

実際に関節の動きとなる筋力は、
複数の筋肉の働きが関わっていて、
それぞれの筋肉は、一つの動きに対して
協力関係と拮抗関係とに別れています。

また、
筋力を作るタンパク質の量は、
筋肉の大きさに比例しますので、
大きな筋肉ほど、
力の源は多いことになります。

更に、
筋肉には、その今現在の長さによって
同じ筋肉であっても
発揮できる筋力量に違いがでます。

通常、伸び縮みの中間付近の長さで
最大の筋力が発揮できます。

そして、
筋力の発揮形態には、
大きく分けて3種類あり、
その形態によっても発揮できる筋力量に
差が出ます。

これらの筋肉の働きの特性を知り、
上手く利用すれば、
知らないで行う腕相撲よりも
30%程度の筋力アップが
起きて当然なのです。

腕相撲の筋力を30%上げる


腕相撲の筋力を上げるには、
肘、手首、肩の角度が重要です。

肘は、90度、
手首は、相手の親指が
自分の前腕軸の延長線上に来る角度、
肩は文字で伝え辛いので、
私が後から書く方法に合わせて、
その動作が行い易い角度にすればOKです。

次に、
腕相撲を実際に行うには、
相手の腕を倒しに行ってはいけません。

堪えるのです。

その堪え方は、
自分の足元の床が抜けて
相手の腕にぶら下がっているイメージです。

相手の腕に片手でぶら下がっているから
落ちないですんでいるイメージで
力を入れてください。

手首や肘の角度を保ってください。
(↑重要です!)

肩の角度は、手首や肘の角度が
先ほど書かせて頂いた角度を
保てるような角度にしてください。

腕相撲を行う机の高さにもよりますが、
腋は少し開いた方が良く、
身体全体は、腕相撲をしている腕の方を
前に出した半身状態が理想的です。

要するに相手に御自分の身体を支えて
(持ち上げて)貰うようにするのです。

そうすれば、
筋肉の働き特性上、
最も大きな筋力を発揮できます。

この筋力量は、
相手の腕を倒そうとする筋力量を
余裕で30%以上、上回ります。

人の最大筋力は、
腕相撲で相手の腕を倒そうとする時には、
だいたい10秒前後しか維持できません。

それでも、
最大限に力を出し続けようとすれば、
本人が気付かぬ間に筋力量は弱くなり、
疲労の影響で15~20秒以降は、
急速に力が抜けていきます。

対して、
ぶら下がり力は、
最大筋力も30%増しになる上、
疲労による筋力低下も
30秒前後まで大きな影響を受けません。

つまり、
ぶら下がり動作で相手の疲労を待てば、
勝機はやってきます。

ただし、
余りにも相手のパワーが強く、
速い速度で腕を倒しに持って行かれると
対応が利きにくく、
怪我の原因にもなりますので、
無理を押して勝負するのは避けましょう。

また、
手首をキメる腕相撲のテクニックがあり、
これを相手に仕掛けられた時には、
別の対応方法が必要です。

この方法を知りたい人は、
お問い合わせから御連絡ください。

私なりの方法をお伝えします。

お断りしておきますが、
私は、腕相撲に精通した者ではありません。

自分の仕事上の知識を
色々な人の動作に利用することや
スポーツの競技者に教えることで
利用させてあげることが得意なだけです。

そんな私で良ければ、
お気軽に御相談ください。

筋トレとは違った能力アップの方法を
お伝えできると思います。

まとめとして


何度も申し上げますが、
腕相撲は、無理をすれば怪我をします。

くれぐれも御用心ください。

ではなぜ、
ここで腕相撲の筋力アップを
ブログテーマとして取り上げたのか?

それは、
スポーツ能力の向上=筋力アップ=筋トレ
という構図が正しいとは言えないことに
多くの人に気づいて欲しいからです。

それには、
身近な身体能力の指標である腕相撲が
運動能力アップの本当の意味を知り、
実感して頂くには最適なのではないかと、
私は考えました。

そこで、
今回、筋力トレーニングに頼らずに
筋力を上げる方法をここに書いてみました。

記事内容を参考にされ、
その結果、
腕相撲が強くなられたら、
記事の拡散に御協力くださいね。


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