2018年2月6日火曜日

子供のスポーツ競技能力を上げるには、地球と仲良くさせることです














子供のスポーツ競技能力は、
2歳前後には、個人差が出てきます。

例えば、スポーツ競技動作の基礎となる
走る動作は、2歳になれば個人差が出ます。

インターネット上や書物では、
脳の発達過程になぞらえて、
10~12歳までの運動能力向上の必要性を
論じている例もよく見かけます。

また、
親からの遺伝説も巷には、
都市伝説のように囁かれています。

これらの説について、
少年少女の運動能力、スポーツ競技能力を
上げることでスポーツ障害を短期(1~3回)で
治している経験を基に下間整骨院としての
考えを今回のブログに書いていきます。

結論から言わせて頂くと、
超一流のアスリートを目指すのでなければ、
年齢も遺伝説も気にする必要はありません。

なぜか?

その理由について、
そして、競技能力を上げるための基礎
となる要素についての話をさせて頂きます。

スポーツ競技能力と年齢


小児期の脳の発育は、10歳前後まで続くと
言われています。

ただし、
この場合の発育とは、
脳の中にある神経が枝を伸ばしあって
神経と神経を繋ぐルートが完成していく
器官の構造上の発達を意味します。

つまり、
脳の働きの向上についての発達が
10歳前後で終わることを
意味している訳ではありません。

ですから、
10歳を超えていても、
十分にスポーツ競技能力を
上げることは可能です。

スポーツ競技能力と遺伝


スポーツ競技能力に対する遺伝については、
確かな答えは出ていません。

遺伝は、
両親だけに限定して解明できるほど
単純な要素ではありません。

しかも、
スポーツ競技能力や運動能力という
それ自体が複雑な構成要素を持つものに
どれだけ影響力が有るのかは、
予想すら困難です。

傾向として、
母親の運動能力の影響が子供の運動能力に
強い影響力を持つとの意見もあります。

しかし、
その根拠があったとしても、
おそらくミトコンドリアの遺伝子は
母親からのみ受け継がれる
という程度でしょう。

有酸素形の解答にミトコンドリア内の
酵素の量や種類が関係していますが、
その程度の単純とも言える要因で
運動能力を評価するには無理があります。

ですから、
母親からの影響力には、遺伝子よりは、
子供の幼少期の環境に母親の嗜好性が
大きく反映されるという因子の方が
大きく関わっていると私には思えます。

ただ、
私の提案させて頂く、
スポーツ競技能力や
運動能力を上げる方法は、
そのような幼少期環境とは、
直接的には、関係無く実行できます。

スポーツ競技能力を上げるには?


スポーツ競技能力や運動能力を上げる
ための最も重要な要素は、
重力のコントロールという要素を
動きの中に取り入れることです。

地球と仲良くさせる!


子供の競技能力や運動能力の差に繋がる
要素・要因は、複数あります。

しかし、
それらの全ての基盤となるのが重力です。

重力は、ニュートンによって発見された
地球の中心に向かって引っ張られる力です。

この地球上で活動するには、
避けることが出来ない力を
どのように扱うかが、
スポーツ競技能力や運動能力を
上げるための最も重要な課題です。

お子さんのスポーツ競技動作は、
常に重力の影響を受けています。

その地球が与える力は、
時には、動作や姿勢の安定性をもたらし、
時には、動作や姿勢維持の邪魔をする
力学的要因となります。

この重力と仲良くする事を
子供に教えるだけで、
その運動能力は上がります。

その向上率は、遺伝?的要素や
脳の器官構造の発育を考慮しての対策を
はるかに凌ぐと思います。

現実に、下間整骨院では、
多くのスポーツ競技能力の向上を
重力の扱い方を教えることによって
達成しています。

その方法は、幾つもありますが、
ここでは、ブログという一方通行の
文章だけでも伝わり易い内容を
掲載してみます。

浮くための力(抗重力)を得る


重力は、身体に万遍なく加わる
下方向の(地球の中心へ向かう)力です。

この力は、身体を地面に押さえつけます。

ご存知でしたでしょうか?

人が空を飛べないのは、
翼が無いからではなく、
重力が有るからなんですよ!

冗談はさておき、

地面に身体が押さえつけられると、
水平方向の動きが、回転軸の状況や
軸に対する体積配分(バランス)次第で
大きく抑制されます。

また、重力は、
身体の支持点(通常は足の裏)を
中心にした体積配分(バランス)が乱れる
要因にもなり、乱れた体積配分に
大きく影響を与える要因ともなります。

これらの重力による影響は、
生まれた時からの当たり前の出来事です。

ですから、
通常、その影響や力の存在を知識的に
知っていても、実際に意識して重力の
影響を動作中に実感していません。

正確には、
実感しようとしていないのです。

しかしながら、
水平方向の回転(独楽の回る方向)や
支持点に対する前後左右に均等な
体積の配分(バランスの良し悪し)は、
競技動作の質に大きな影響を与えます。

もし仮に、
お母さんかお父さんの御友人に
青い色の猫型ロボットがおられたら、
重力コントロール装置を借りてみてください。

そして、
その重力コントロール装置を使って、
スポーツ競技の中の水平方向に回る瞬間や
バランスを崩しそうになった瞬間に
タイミング良く、適当な量だけ、
重力を減らしてみてください。

そうするだけで、
子供さんのパフォーマンスは、
飛躍的に向上するはずです。

ただ、
残念ながら、青い猫型ロボットが
御友人の中にいらっしゃらない
お父さんやお母さんもおられると思います。

そんな人達のために、
重力コントロール装置の代わりになる
方法をお伝えします。

その方法とは、
子供さんに、
・片足に身体を預ける練習をさせること、
・どちらか一方の足に体重を片寄らせて、
 脱力させながら、屈む練習をさせること、
・その動きを競技動作の中の水平回転を
 行う前に取り入れさせること
です!

回転する時の軸足に
力を抜いて屈むように
バランス良く体積配分が行えれば、
回転動作が始まると、
自然に(無意識に)地面を蹴って
身体を浮き上がらせようとします。

つまり、
重力に抗する力を発生させる動きを
無意識で取り入れてるようになります。

そうなれば、
重力コントロールの一つの形が
完成したと言えます。

この方法は、野球やテニス、
その他の多くのスポーツ競技動作を
向上させることに役立つはずです。

まずは、
お試しください。
※自己責任の範囲でお願いします

親として思うこと


私も2児の父親として、
子供の成長を学業面でも
スポーツの面でも
期待と不安を持って見つめています。

もし、
子供達に役立つことがあればとも
考えます。

また、
その反面、失敗や自分自身の努力の大切さ、
努力の楽しさを学ばせたくも思います。

ですが、
子供達が怪我をしてまでも
無理な能力向上を求めるのは、
失敗や努力を学ばせることとは
大きく違うと思います。

実際に
私のもとに来られるスポーツ障害に
悩んでおられるお子さんの多くは、
不適切な努力による結果として、
痛みを訴えておられることが殆どです。

そのような子供達に
教えている内容の一部を
今回、ここに書かせて頂きました。

実は、ここに書かせて頂いた内容は、
スポーツ能力の向上指導に用い、
高い成果を上げている私の商売ネタです。

ラーメン屋さんいえば、
スープの作り方と同じです。

ですが、
一人でも多くの子供のスポーツの悩みや
お父さん、お母さんの
子供さんを心配する気持ちを
解決することが出来れば良い
との思いから、
公表させて頂きました。

今後も、
色々な成果が上がっている
私の運動関連の知識を
ブログとして提供していこうと思います。

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